====== LibreOffice ====== 情報整理や作業の際に頻繁にOffice系ファイルを使う、 でも高価なオフィシャルソフトのOfficeは買いたくない、 そんな場合に役立つ、無料のOffice対応ソフト、 **LibreOffice(リブレオフィス)** 公式サイト:https://ja.libreoffice.org/ です。 性能のよいWindowsマシンで、ライセンスさえあれば、ビジネス用途などではMicrosoftのOfficeを使うのが定番でしょうが、 個人用途で無料で済ませたい時には、このLibreOfficeは完全無料。 さらに、サブマシンでLinuxを入れている、なんて時に、Microsoft Officeが入れられない場合にも、こちらのLibreOfficeはLinux対応&パッケージで簡単インストール可で、利用シーンはかなり多いかと思われます。 ---- なお、概要につきましては、 LibreOffice(リブレオフィス)は、The Document Foundationのプロジェクトが作成する自由・オープンソースソフトのオフィススイートである。商用ソフトであったStarOffice(日本向けは商標の関係でStarSuite)をオープンソース化したOpenOffice.org(2011年終了)から2010年に派生して作られた。 LibreOfficeは、Writer(文書作成)、Calc(表計算)、Impress(プレゼンテーション)、Draw(ベクタードローグラフィック)、Base(データベース)、Math(数式作成)から構成され、117の言語で利用できる。 LibreOfficeが使用する標準ファイル形式は、オープンドキュメント形式(ODF)である。ODFは、構造化情報標準促進協会(OASIS)が文書規格を策定し、国際標準化機構(ISO)、国際電気標準会議(IEC)、日本産業規格(JIS X 4401:2014)が認定する国際標準規格である。Microsoft Officeなどのファイルはネイティブファイルとしてはサポートせず、これらと互換性は無いがインポート、エクスポートフィルターを介した変換を伴う読み込みと書き込みができるファイルとしてサポートをする。 LibreOfficeは、Microsoft Windows、macOS、LinuxやモバイルのAndroid、iOSといった多様なプラットフォームの利用に加え、オンライン上で利用できるLibreOffice Onlineも用意されている。主要なLinuxディストリビューションでは標準のオフィススイートとしてインストールされる。また、LibreOfficeは最も活発に開発されている自由・オープンソースソフトオフィススイートであり、直系の後継であるApache OpenOffice開発と比較すると活動の活発さは約50倍にも匹敵する。 LibreOfficeプロジェクトを発表後、2010年9月28日にベータ版をリリース。最初の安定版リリースの2011年1月から2011年10月までにLibreOfficeは約750万回ダウンロードされた。プロジェクトは、2011年5月から2015年5月までにLinuxディストリビューションのダウンロードを除いて1億2000万のユニークダウンロードがあり、そのうち5500万は2014年5月から2015年5月の間にダウンロードされたと報告している。 LibreOfficeでは標準ファイル形式としてODFを使用するが、Microsoft Office 97-2003形式やMicrosoft Office 2007以降で利用されるOOXMLのインポートとエクスポートができる。バージョンアップのたびに相互運用性は高められているが、Microsoft Office 97-2003形式、OOXMLとODFの間には互換性がなく、インポートとエクスポートはデータ欠落の恐れを含む変換を行うため日常の利用は向かず注意が必要である。 また、開発元であるThe Document Foundationは、プロプライエタリソフトで作られ他のソフトでは利用できないバイナリファイルを読み込むためのライブラリ開発を行うDocument Liberation Projectも運営し、そこで得られた成果を活用してMicrosoft Works、WordPerfect、クラリスワークス/AppleWorks、KeynoteやWordperfect Works、Apple Pages、Adobe PageMaker、QuarkXPressといったソフトウェアで作成されたファイルの読み込みにも対応している。 ---- ===== 派生版 ===== **LibreOffice Portable** リムーバブルメディア(USBスティックやメモリーカードなど)から起動し使用することの出来るLibreOfficeである。PortableApps.comで開発されWindows版のみ存在する。インストールを必要とせず、アプリケーションデータがリムーバブルディスクに保存されるためデータがシステムに残らない。 複数パソコンを持っていて、色々なパソコンで作業する方で、でもすべてのパソコンに高価なOfficeを導入はできない、たまにの作業なのに全部にLibreOfficeを入れるのも面倒、なんて方に最適。 大変便利です。 ---- ===== 参考 ===== https://free.flatsubaru.net/2003/05/seo.html